●シナリオ概要
想定プレイ時間:オフセ2~3時間 想定プレイ人数:1~3
時代:現代 舞台:日本 山間の田舎
GM難易度:易 プレイ難易度:易
●あらすじ
夏休みに都会から田舎へ帰省したPCが、村に関わる恐怖体験をすることとなる
●PC作成
・夏休みに、親の実家である山間の田舎の村に帰省する小学生
(年齢は重要ではないので、小学生PCではGMがやりにくいなら大学生でも、社会人でも可)
(複数人でプレイする場合は、都会から遊びに行くPCと、田舎に住んでいるPCで作成すると良い)
・PC作成時にPLに伝えるべき情報や制限:なし
・推奨技能:なし
●登場NPC
◇大人
- ♂ 70代:【PC祖父】:田舎での宿泊先、優しいおじいさん「保護者役」
- ♂ 40代:【住職】:村にあるお寺の住職、厳しくて説教臭く、子供達から怖がられている(嫌われているわけではない)「解決方法A提示役」
- ♂ 30代:【絵描き】:山にアトリエを構える変わり者「解決方法B提示役」
◇子供
- ♂:【最年長のガキ大将】:6年生「PC誘導役」
- ♀:【最年少の女の子】:3年生「イベント」
- ♀:【最年少の女の子の姉】:5年生「フォロー役」
- ♂:【友人A】:PCと同い年「SANチェック要員」
●固有名詞の設定について
村の名前、NPCの名前等固有名詞については、筆者はいつもPC作成が終わってから決めるので設定していない(「たけし」と「たかし」等PC名と響きが似てしまうのを防ぐため)
必要なら各GMが設定することく
役割を変更しなければ、NPCの年齢、性別等は変更してよい
【】でくくった部分は読み変えてプレイしすること
●SANチェックについて
このシナリオではSANチェックのタイミングは記述しているが、減少値は記述していない。
筆者がCoCをプレイする際には単発セッションを想定しており、かなり減少値を高めに設定するGMだからである(1セッションで発狂し得る様に)
(祠破壊時で「1d6/1d10」、クライマックスだと「2d10/4d10」位に設定する)
なので、PCのSANの値を見て各GMは適度な値を設定すること(迷ったら軽度:「0/1d6」中度:「1d6/2d10」重度:「1d10/3d10」で良い)
●シーン1:導入
【山間の村】へ向かう高速道路、ワクワクしながら車外を見つめるPC、【山間の村】が見えてきた、きっと楽しい田舎生活が始まる、その時はそう思っていた・・・
◆シーンの目的:導入、楽しい夏休みが始まるという期待感を演出すること
◆シーン内で行うこと:
下記内容の説明
- 夏休みも少し過ぎ、8月に入ってPCの祖父の住む家へ帰省する
- 2週間宿泊する
- 両親は初日は宿泊するが、それ以降は帰宅し、最終日に迎えにくる
◆シーン内での注意点等:
※複数人プレイしている場合はここで顔合わせする(過去に帰省した際に顔見知りであるとすると良い)
●シーン2:村での日常
「【PC】ちゃん、あーそーぼー」、1年ぶりに合った村の子供達、すぐにでも【PC】は遊びに行きたい
【PC祖父】「わかっていると思うが、山奥の祠には近づいちゃいけねえぞ」、
子供たちは山へ駆けていくいく
◆シーンの目的:子供NPCを印象付ける、山奥に入ってはいけない場所があることをそれとなく印象付ける
◆シーン内で行うこと:
- 子供NPC達の紹介、何度か帰省しているので顔なじみである
- 山へ遊びに行く際に【PC祖父】から山の奥に立ち入ってはいけない場所の注意を受ける
- 山で遊ぶ演出をしながら、子供NPC達を紹介する
- 【最年長のガキ大将】乱暴だが頼れるキャラとしてRP
- 【最年少の女の子】姉の陰に隠れているようRP
- 【最年少の女の子の姉】しっかりもののお姉さんとしてRP
- 【友人】存在は伝えるが、特に印象付けしなくてよい
◆シーン内での注意点等:
特になし
●シーン3:寺で遊ぶ
今日はお寺探検だ、石畳、古いお堂、去年も見たはずなのに探索する所は尽きない。
【住職】「坊主達、暑い日は熱中症になるからちゃんと水分を摂るんだぞ、そうそう、遊ぶのもいいが宿題はちゃんとやっているか?それに・・・」
【住職】はこの長い小言がなければいい人なのに
◆シーンの目的:「解決方法A提示役」の【住職】を登場させる
◆シーン内で行うこと:
- 今日は山でなく、寺の境内で遊んでいる(寺探検だったり、石畳に落書きしたり)
- 【住職】が小言を言う
- 小言の中に「山奥の祠には近づいちゃいけないこと」を混ぜることく
◆シーン内での注意点等:
【住職】を登場させ、寺があることさえ認知させられれば良いので、シーンをさらっと流すこと
◆その他設定:
寺自体はかなり歴史があり、石碑から最初に建立されたのは江戸時代より前であるとわかる(建物は何度も建て直されている)
●シーン4:村の変わり者
今日はいつも遊ぶところと別方向に散策に出かけた、すると木々の間にアトリエがある
【絵描き】「今日も山の恵みに感謝します♪」奇妙な歌を歌いながら、庭で山菜を調理する【絵描き】がいた
【絵描き】「おや、君達か、新作レシピを試食してくれないか?自信の出来なんだ」
露骨にいやそうな顔をする子供達、過去に相当ひどいものを食べさせられたのだろう
【絵描き】「おや【PC】君は都会から来たのか、是非山の恵みを味わってくれ」差し出される山菜炒めからは、いい匂いが漂ってくるが・・・
◆シーンの目的:「解決方法B提示役」の【絵描き】を登場させる
◆シーン内で行うこと:
- 【絵描き】を登場させ、変わり者だと認識させるく
- 村の住人は知っているが悪食で有名、できるだけ自給自足で暮らしていることを伝える
- ふるまう料理を【PC】が食べても食べなくても、「もしもの時、もしもの時用に何でも食べられるようにしておくといいと思わないか?」と問いかける
◆シーン内での注意点等:
味はおいしくてもまずくてもお好きに、<幸運>等させても面白いかも
◆その他設定:
一部では有名な絵描きで、その絵は田舎で隠遁生活出来る位には売れている
明るい性格と違って暗いテーマが好き、一番高い売値がついた作品名は「餓鬼」
●シーン5:祠破壊
楽しい時間はあっという間に過ぎ、自宅に帰るのが明後日と迫った日
【最年長のガキ大将】「【PC】は明後日帰るのか・・・今日はちょっとだけ奥に行こうぜ」
そのちょっとだけがいけなかった
普段行かない山奥にぽっかりと空いた広場、不思議な形の大きな石が並ぶ遊ぶにはもってこいの場所だ、時間を忘れて遊ぶ子供達、帰ろうとすると【最年少の女の子】がいない
周囲を捜索すると広場のさらに奥から【最年少の女の子】の声が、少女の目の前には平たい石を何段も積んだ、大人の背丈ほどの「石のオブジェ」がある
【PC】「帰ろう、また来年来るから」【最年少の女の子】「嫌、【PC】ちゃんともっと遊ぶ」駄々をこねる少女、無理矢理手を引く【PC】
そして石のオブジェを、祠を誤って破壊してしまう
そして聞こえる「げへげへ」という笑い声、【最年長のガキ大将】「お前何か言ったか?」首を振る一同
嫌な予感を感じながら村へ帰る子供達
◆シーンの目的:「げへげへ」の祠破壊
◆シーン内で行うこと:
- 明後日自宅に帰らなければならないことを伝えるく
- もう帰ってしまうのが寂しいので、今日はちょっとだけ奥に行こうということで、NPC達を使って山奥へ誘導
- 木々が生えていない広場を発見し、1m~3m程の石が規則性をもって並べられていると描写
- 帰ろうとすると【最年少の女の子】が行方不明
- 探すとあっさり見つかるが、もっと遊びたいと駄々をこねる
- 【最年少の女の子】の横には大人の背丈ほどの「石のオブジェ」がある
- 駄々を窘めて手を引く際に、「祠」を破壊してしまう
- その場全員の「脳内」に恨みがこもったいやらしいしゃがれた声で「げへげへ」という笑い声が響く
- 嫌な予感を感じながら村へ帰る
◆シーン内での注意点等:
もしPCが山奥に行くのに乗り気なら【最年少の女の子の姉】にそれとなくやめたほうがいいと言わせる(強くは止めないこと)
もしPCが山奥に行くのに乗り気でないなら【最年少の女の子の姉】も一緒に「ちょっとくらいいいじゃない」ということで、強引にでも奥へ連れているくこと
【最年少の女の子】が行方不明になった後あっさり見つけさせること(ここから事件かと思わせて、がっかりさせた後、やっぱり事件が起こるというテクニック)
【最年少の女の子】の駄々は<説得>等できません(させてもいいですが、最後は必ず手を引く等して物理的に少女の傍らまで誘導すること)
【PC】が【最年少の女の子】の駄々をそのままにするなら、【最年長のガキ大将】に手を引かせ「祠」も破壊させる
破壊するまで祠を「祠」と表現しないこと、それまでは「石のオブジェ」と表現すれば良い
破壊した瞬間に「祠」と言い換えて、PLの反応を楽しみましょう
◆その他設定:
Q.なぜ子供たちは祠手前まで行ってしまったのか、A.祠に行くなとは言われていたが、それがどこにあって、どんな形をしているか大人達は言わなかったから
Q.なぜ大きな石が並んでいるのか、A.封印するために必要な魔法陣的なもの
●シーン6:一人での就寝
祠を破壊したことを言い出せないまま一人就寝する、夜中異音で目が覚める、「げへげへ」という笑い声と咀嚼音が台所から聞こえる
そっと台所へ向かうと、がりがりに痩せた「餓鬼」の様な姿の何かが、ゴキブリを生で貪っている、遠ざかる意識、何かを握らされる
鶏の鳴き声で目が覚める、【PC】「なんだ夢だったのか」、手には干からびたトカゲが握らされている、まさか昨日のあれは、現実だったのか
◆シーンの目的:ホラーシーンへの導入
◆シーン内で行うこと:
- 一人で就寝
- 夜中異音で目が覚める、「げへげへ」という笑い声と咀嚼音が台所から聞こえる
- 台所を覗くと、がりがりに痩せた「餓鬼」の様な姿の何かが、ゴキブリを生で貪っているところを目撃する
- たまらず気絶する、その際に「餓鬼」の様な姿の何かから、手に固いものを握らされた感触がする
- 目が覚める、夢だったのかと一旦安心させる
- 手には歯型のついた干からびたトカゲをつかんでおり、昨日の夢が現実だったと思い知らされる
◆シーン内での注意点等:
【PC祖父】に祠を破壊したことを報告しようとするようなら「夕食の後に切り出そうとしたが、お酒を飲んで寝入ってしまったので話すタイミングを失った」とする
【PC】が台所へ行かなければ「げへげへ」が寝室へ来る
◆その他設定:
Q.干からびたトカゲは何か、A.台所の隅で荷物に挟まって動けなかったヤモリが干からびたもの、「げへげへ」が(食べさせるために)残していった、もし起床後すぐにこれを食べていれば「げへげへ」の呪いの対象から外れる
●シーン7:げへげへ
◆シーンの目的:「げへげへ」に魅入られるとどうなるか認識させる、「解決方法A」の提示
◆シーン内で行うこと:
- 【PC祖父】が【PC】に理由を聞かず寺へ行けという
- 【PC】が何を聞いても「じいちゃんと会話しちゃいけねえ、とにかく寺に行くんだ」としか言わない
- 寺の境内では【友人A】が「げへげへ」と笑い、カエルを生で貪り食っている(寺の裏の田んぼで捕まえた)、昨日の夢?とシンクロする
- 【住職】が、「げへげへ」とは何かと、「解決方法A」「げへげへの封印方法」を教えてくれる(会話でなく、一方的にしゃべる)
・「げへげへ」とは:
【山間の村】に伝わる妖怪で、魅入られた者は「げへげへ」と笑い、人が口にしない様なおぞましいものを食べるようになる
最後には笑いながら自らの体を貪るようになり、死に至るという
大昔旅の高僧が封印したのだが、お前たちが祠を破壊したことで封印が解けたのだろう
伝承によると、「げへげへ」は伝染するので大人達は手伝えない、お前たちだけで封印してくるのだ
・解決方法A:げへげへの封印方法
祠まで行って、寺に伝わる封印の呪文を詠唱すればいい
封印の呪文を暗唱できまで繰り返し唱えさせられる
◆シーン内での注意点等:
【PC】が疑問に思わない様なら、設定に書いた様な辻褄合わせは公開しなくて良い
◆その他設定:
Q.なぜ大人が助けてくれないのか、A.「げへげへ」は伝染すると村に伝わっているので、どんなに心配していようと、大人が手助けすることができない(もし手助けして伝染すると自分はともかく村にも迷惑がかかり得る)から
また、村の伝承では長く会話を交わさなければ「げへげへ」は伝染しないと伝えられている
Q.封印の呪文はルールブックのどこに載っていますか、A.「げへげへ」封印用のオリジナル呪文です、ルールブックには載っていません
Q.封印の呪文はどんなものですか、A.子供でも覚えられる様短くする、筆者は「オンキリキリキ ウンケン ソワカ」等それっぽい呪文を設定している(卓の雰囲気でまふうばとして遊んだりもできます)
Q.封印の呪文を唱えるコストはどれくらいですか、A.【PC】がコストを確認するようなら【PC】一人で払えるMP+5としてください、ただし呪文を唱える者全員で任意にMPを分担できるものとします(【PC】一人だけで封印に行かせない用の設定です)
●シーン8:祠への道中
◆シーンの目的:不安な心中のの描写
◆シーン内で行うこと:
- NPC達と【PC】を会話させ、心細い心中を描写する
- 【最年長のガキ大将】みんなを励ます
- 【最年少の女の子】ずっと謝っている
- 【最年少の女の子の姉】みんなを慰める
- 【友人】げへげへ
- 徐々にセリフの端々に「げへげへ」を入れるようにする
◆シーン内での注意点等:
【PC】がNPCの子供たちと関わらない様なら、さらっと流すこと
●シーン9:げへげへの真実
◆シーンの目的:「げへげへ」とは何かの真相を知らせる、「解決方法B」の提示
◆シーン内で行うこと:
- 祠へいくと祠の前に【絵描き】がいる
- 祠の脇の石碑を悲しそうに撫でている、【PC】達の足音に気づくとゆっくりと振り返って真相を話す
- 【絵描き】「やあ、待っていたよ、どうか名も残っていない彼を救ってやってはくれないか」と【PC】達に頭を下げる
・「げへげへ」とは(真相):
【絵描き】「この村には大昔、飢饉に襲われたことがあったんだよ・・・」と語り始める
家畜や、山菜含め、食べられる物は全て食べつくした、それでも尚足りない。
村の誰かが呟く「カエルなんて人の食べるものじゃない、でももうそれを食べるしか・・・」
村の勇敢な若者が率先して行動する、みんなが忌避する中笑いながらそれを手に取ったのだ。
「食べてみるとうまいもんじゃよ、げへげへ」わざと村人たちに同調させるため、勇気を振り絞って笑いながらカエルを食べる若者。
それに勇気づけられ普段食べないものを口にし、何とか生きながらえる村人達。周りの村々は何人も餓死者を出したのに、この村は0だったそうだよ。
冬を越すまでその若者は、ゲテモノを率先して食べる「村の皆々こんな物でも食べてみるとうまいもんですよ、げへげへ」
飢饉が去って数年、若者はまた来るだろう飢饉のために、ゲテモノを少しでも美味しく食べられるよう日々研究を進めていた。
だがそんな若者を村人達は疎み始め・・・なぜかって?「あんなもの食べて気味が悪い」っていう単純な理由だったんだろうね。
さらに運が悪いことに致命的な誤解を招いてしまうんだ。ある日土葬場でミミズをとっていた若者、墓で遺体を掘り起こし食べていたとたと勘違いした村人に殺されてしまうんだ・・・
数年後、何が村人達に奇妙な病が蔓延し始める、「げへげへ」と笑いながらゲテモノを食べるようになる、その最期は・・・【住職】から聞いているんだろう?
村人達は口々に「若者が妖怪となったのだ」「妖怪げへげへ」だったと噂したそうだよ。村の半分がそうなったころ、旅の高僧によって封印され、今に至るというわけさ。
・解決方法B:げへげへの説得方法
寺に伝わる封印の呪文では、「げへげへ」はずっと恨みを抱えたままだ
どうか「げへげへ」に何でも食べるようになったことを証明して説得して欲しい
「げへげへ」によって無理やり食べさせられるのではなく、自らゲテモノを食べることによって恨みが晴れる
◆シーン内での注意点等:
【絵描き】は村の大人たちと違って、「げへげへ」後も「会話」してくれる
◆その他設定:
【絵描き】は「げへげへ」となってしまった家の末裔で、真実が代々伝わっている
真実を知ったトラウマから、偏食となってしまっている
Q.自らゲテモノを食べるくらいで恨みは晴れるのですか、A.「げへげへ」になった若者は、飢饉になった際の備えをしていたことを認められることが何よりの喜びです、br />
なので、自らゲテモノを食べる【PC】を見て恨みが晴れます
●シーン10:決断
◆シーンの目的:「げへげへ」とどう決着をつけるか選択させる
◆シーン内で行うこと:
・解決方法A:げへげへの封印
【住職】から教えられた呪文を唱える
悲鳴と共に、恨みがましい声で「げへげへ」と声が響き、「餓鬼」の様な体躯の「げへげへ」が目の前に姿を現す
【友人A】は既に手遅れで、一緒に封印に吸い込まれていく
(【PC】複数人でやっている場合、<幸運>に失敗したら封印に一緒にのまれるとしても面白い、その場合「げへげへ」笑う隣人と共に、真っ暗な空間で永遠に思える日々を過ごすこととなる)
・解決方法B:げへげへの説得
木の中から掘り出したイモムシや、生きたままのセミをそのまま食すことになる(出来るだけおぞましい描写をすること)
【PC】に何を食べさせるか決めさせるのも面白い
食事が済み失敗したかと不安になるくらいの時間が過ぎると「げへげへ」笑っていた【友人A】の笑い声が止まる
その場の全員の脳内に「げへげへ」という笑い声が聞こえる不快な感じではなく、感謝を伝えているように思う
その場の全員「げへげへ」に魅入られる症状はなくなる
・解決方法:それ以外
【PC】の提案を受けて各GMで対応すること
ただし、<技能判定>に成功したら解決するという風にはしないこと
(ちょっと解決に至るには苦しい提案を、<技能判定>して可能か判断させるのは良い)
・何もしない
何を聞いても「げへげへ」としか返せなくなり、自らの体を貪るが、【PC】意識はある当然
SANが0なら死に至る前に発狂演出(筆者はこちらのパターンの場合、貪る前にこうなれて、ある意味幸せだったかもしれないという演出にする)
そうでなくても死は免れない(筆者はこちらのパターンの場合、貪るシーンは直接演出はしない)
◆シーン内での注意点等:
クライマックスですので、PLが悩む姿を楽しむこと
●シーン11:エンディング
◆シーンの目的:エンディング
◆シーン内で行うこと:
- 【PC】が死亡していれば葬式でエンディング
- 【PC】が発狂していれば、両親と【PC祖父】が責任をめぐって争う横で「げへげへ」笑っている
- 【PC】がどちらもしていなければ、村人達に見送られ自宅へ帰る
◆シーン内での注意点等:
解決方法によって去り際の村人の対応を変えると良いでしょう